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codenameはr-kubotch☆(仮)


気力>体力

今日は11時からChinese strategiesの授業。
起きたら10時半(死)どうにか間に合う。昨日今日のChinese polのリーディングを終わらせようとしたのがいけなかったらしい。しかも無駄に寝坊したから終わってすらいないし。でも講師のJustinが絵にかいたような上手な講義をするので這うような気持ちで参戦。

結局Chinese polのリーディングは終わらず、今日は発言の機会なしか。。。と思いつつもとぼとぼ講義に行く。カラダも重い。気も思い。リーディングパック暑すぎて重い。

今日もMichelの講義は笑いどころ満載。最近彼のジョークが分かるようになってきたが、中国共産党の第二次世界大戦中のアジト周辺の映像をながして、

Oh!! S**t!!(汚いキッチンの様子を見て)

と繰り返して学生の笑いを誘ってしまうのはいかがなものかと。。。今だって裏路地一本行けばそんなもんだって。S**tな共産党、S**tな中国って。。。それに大爆笑な学生達。さすがにあたしは顔が引きつります。みちこも彼の別の講義を受けてるけど、そこでもS**t連発らしい。。

そのうち1回の講義で何回言うかかぞえちゃうって。。

しかも今日初めて、居眠りをする。直立(座ってるけど)不動のまま。目が覚めたときには後の祭り、おしゃべりMichelががんがんに進めてしまっていた、と思いきや雑談してたらしく大して進んでなかった。よかった。。。

気が重いままTuteへ。最初は課題についての話。前回の授業でMichelがessayはおもしろくないなどと抜かしていた。しかも彼は今回がメルボルン大での最後の講義でイギリスへのご栄転が決定。というわけで、課題と称して遊び心のあるものがやりたいらしい。TuteのグループでPolitical campaignが何とか、といってたのは分かったけど、後が例の調子で学生を笑いの渦に巻き込んでしまったので、よく分からなかったのだけど、その全容が今日判明。

TutorのAdamが「みんなで課題のことについて話してて」とか言うので、話をきいていると


各グループが紅衛兵として共産党の傘下で反革命分子をやっつける。


というのが主らしい。はたから聞いてれば面白すぎなんだけど、どうやってそんなグループワークやるんだよ、ってことで学生からはネガティブな意見が多かった。そんな話し合いにTuteの時間の半分を費やすことにかるく怒りを感じる。しかもみんなそれぞれいいたいこと言うからよくわかんなかったし。でも今日はどうせリーディング終わってないからいいか。。。などとおもってたんだけど、チャンスはやってくる。もう吐きそうなくらいに頭ガンガンだったけど、今日のテーマはあたしの得意分野、中国の「単位(danwei)-work unit」システム。

「単位」というのは古来からの「戸」という家族単位を基準に住民登録をした人々が住む、一種の集落。50年代前半には完成。その集落には学校から郵便局まで何でも揃う。どこにも行く必要がない、というか、物理的に塀で囲まれていて、自由に行き来はできなかった。そのおかげで、都市部人口の爆発的増加を、70年代末になるまでおさえつづけられたんだけど。家と単位は密接に結びつき、親がしていた仕事は当然のように子どもが引き継いだ。だからどこにも行く必要がない。移動、居住、職業選択の自由を制限することで、市場経済を防いでいた。そうすることで安定性を求め、計算可能な社会を実現しようとした。「単位」は中国の社会主義の基礎となったといっても過言ではない。

生まれ育った単位を出る方法ー軍隊に入るか、大学に入るかのどちらか。なぜかというと、この2機関だけが、「戸」を基礎としない登録制度として認められてから。そして、どちらも「集落」としての機能も果たしていた。中国の大学に行ったことがある人なら分かると思う。キャンパスの外に出なくても、生活可能だ。寮、銀行、食堂、時に教授すらもキャンパスに住む。(最近はだいぶ変わってきてるけどね)物々しい塀に囲まれ、数少ない門には警備員が常駐。「単位」そのものだった。

今日はこんな内容でした。この回の講義はかなりうまくやってくれてたし、あたしはLi CunxinのMao's Last Dancerという自伝で彼が描いた山東地方の単位の様子はわかってたし、
中国の大学は5箇所くらい行ったと思う。

しかも、Adamの隣に陣取ってたBenがうまい質問するおかげで、単位とか大学の中がどうなってるとか、単位内での女性のアイデンティティについてコメントできた。でも必死だった。まあAdamが甘いからここは思いっきり甘えて、周りの空気に気付きつつもあんまり読まない方向で(爆

帰りにAdelineに今日の前半30分の話をもう一回聞いてみた。どうやって反革命分子追求するとか良くわかんないし。そしたら彼女も実際に何をするのかはわからないらしい。で、あたしが戸惑ってた様子に気付いてたらしくて、またわかんないことあったらきいてね、っていってくれた。いいコすぎるー!!その後二人でMichelの本を買いに行こうとするも結構高めでホームページにアップされることを期待することにした。

でも帰ってからチャイ語の復習しながら死亡。。。
by rkubotch | 2005-08-17 23:23

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メルボルンの友達にもらった画像☆これのメッセージカードとTシャツまでもらったのです。そんな仲間に囲まれてあたしはなんだかんだ幸せです☆
by rkubotch
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