codenameはr-kubotch☆(仮)


そしてまたあたしは逃げ出して行く

バイトに明け暮れた日々を終え、惰眠をむさぼり、お昼近くに階下へおりていくと
おじいちゃんが一人お昼ごはんを食べていた。祖母は出かけているらしい。
「自分で作ったの?」
「そうだ」

どうして作ってあげられなかったんだろう。
あと1時間早く起きれば作ってあげられたのに。

その日1日、死ぬ程気が重かった。
カラダも重かった。
久しぶりの休日だったのに。
なんにもしなかった。
ただただとりとめもないことを思っていた。

実家暮しは思った以上にあたしに打撃をあたえていた。
自分の部屋一つとっても、思い通りにならない生活。
あたしが意見する権利を何一つ持たない。
あたしがもの申すことは、反抗とみなされる。
バイトだってしたくてしたんじゃない。
本当は勉強したかったんだ。
母は自分がバイトを強要したことを忘れ、
そんなに毎日働かなくてもいいじゃない、無理するんじゃないわよと言う。
来年は国と県から奨学金を借りる、というと
そんなにお金に執着しなくてもいいのよ、と言う。
そして誰のおかげで東京に住めるの、と罵声を浴びせる。
そしてあんたは東京にいったほうがいいの、常磐線に時間をさかなくても良いの、と言う。
あんたはなんでも思い通りになっていいね!と祖母はいう。

こんな思いしか溢れて来なかった。
このまま笑えなくなったらどうしようと真剣に悩んだ。
みんなが寝静まってやっと、自分の感情を表に出す事が出来た。
でも泣く事しかできなかった。
どうしていいのか分からなかった。
どこへ逃げればいいのか分からなかった。
無条件に味方してくれるおじいちゃんと
人間関係を築くのが苦手で、四面楚歌のなか耐えるパパだけは
大事にしたいと思ってたのに。

あたしは逃げ出す。
自分の将来を思って、という大義名分のもとに。
ストレスをためない就職活動はストレスのたまらない環境が必要。
そんな言い訳をして。
本気で就職活動を成功させたいのなら、この投資は必要悪みたいなものだ。

真っ黒な思想にばかり支配されて、この1ヶ月は声を失いそうだった。
こんなはずじゃなかったのに。
もういい加減立ち上がらないといけない。

東京暮らしで、あたしは自分の居場所をとりもどすだろう。
そして、もう言い逃れはできないことも知っている。

この家にマトモにもどることは、もうないかもしれない。
感謝のことばも、別れのことばも言えないまま。
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by rkubotch | 2006-10-02 01:10

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メルボルンの友達にもらった画像☆これのメッセージカードとTシャツまでもらったのです。そんな仲間に囲まれてあたしはなんだかんだ幸せです☆
by rkubotch
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